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日本写真新聞 日写フォトニュース 第882号(2) 国府、中共本土反攻は放棄? ダレス、蔣介石会談で諒解か
内容
金門島砲撃再開の〝礼砲〞に迎えられたダレス米国務長官と蔣総統の会談が終った。米国は国府の中共本土侵入の企てを放棄させ、軍事援助は続けるといわれる。この会談では具体的な結論ではなかったが、金門・馬祖確保の意義は半減した形となり、今後の情勢の変化が注目される。
右、蔣総統の別荘をでるダレス長官と蔣総統
上、中共の金門島砲撃は、ダレス長官の訪問で再開、台湾滯在中続けられた。金門島のこどもタチの顔に明るさがよみがえるのはいつの日であろうか。
昭和三十三年十一月五日 第八八二号
日本写真新聞社
原文