政府の警職法改正には、国民各層に反対の声が高まった。政府は〝治安に必要な法〞といい議会で承認させようとする。国民はむかしの〝立入捜査権〞〝検束〞を復活する悪法だという。そして、〝法案の撤回〞を叫び、各地で反対国民会議を始め総評などが再三反対デモを行っている。 雨もものかわ“警職法改正絶対反対”を叫んで総評5,000人による国会前のデモ 法案撤回か否かでもめる地方行政委員会 昭和三十三年十一月五日 第八八二号 日本写真新聞社