「赤ちゃんオリンピック」なるものが、東京の日活国際会館で開幕した。アジア競技大会の前ぶれという趣向のもので、出場選手は生後八ヵ月から一年六ヵ月未満の国際赤ちゃんばかり。会場はルールの無視で大さわぎ、手に汗にぎる、実は親同士の熱戦だった。(PANA) 片や《オシメ取り替え》片や《ミルク飲み》の難種目(競走チームは日・米・中・タイ・インドの五カ国 十五名だった) 昭和三十三年三月五日 第八三六号 日本写真新聞社