フランス機がチュニジアの村落サキエト・シジ・ユーセフを爆撃した。世紀的発見・サハラ石油をめぐる争いの一つである。この日、七十五人が爆死し、赤十字のトラックも粉砕された。事件は米・英の仲介で糸口をみつけはしたが、-また、大国の暴力がむこの民衆の血を流した。(A・P) 昭和三十三年二月二十六日 第八三五号 日本写真新聞社