人工衛星以来、守勢に立ってきたアイクが一連の教書で米国の決意の程を披瀝した。それはバターよりミサイルであり、力を通じた話合いということであった。力の逆転策とはいえ不安な年頭の発言である。(AP・INP) 巨大なミサイルに液体燃料を装てんする、防御服を着た技術者たち(この写真は最近公開された米ミサイルセンターの一部)下の写真は教書提出後、議会の拍手に応えるアイク 昭和三十三年二月五日 第八三〇号 日本写真新聞社