八月四日以来、スイスのアイガー峰北壁で遭難して、気づかわれていた四人の登山者のうちの一人が救援隊の英雄的な努力によって、遭難場所から、二十八時間の後救出された。残る三人はその姿を確認しながら吹雪のために救出できず絶望視されている。(IPS) 救援隊の一人が、そゝり立つ頂上に到着 岩壁で救援隊を待つ遭難者 困難を極める救助作業 昭和三十二年八月二十八日 第八〇四号 日本写真新聞社