七月二十八日メキシコのメキシコ市、アカプルコ、オークサカ地方が近年最大の激震に襲われた。関東大震災のような火災は少なかったが、それでも十万平方マイルにおよぶ地域の建物が被害を受け、五十七人が死亡、六百人が重軽傷を負ったといわれる。(IPS) メキシコ市内では、倒れた鉄筋ビルの後片づけに、起重機が出動している。 昭和三十二年八月十四日 第八〇一号 日本写真新聞社