フルシチョフ、ブルガーニンらソ連首脳たちは七月九日から約一週間チェッコスロバキアを訪問した。モロトフ、マレンコフらを解任して、フルシチョフ体制を固めた直後のことだけに、共産圏の団結を強化するためのこの訪問は、世界各国の注目をうけた。 チェッコ国境の駅でこの地方の慣習に従ってまず「パンと塩」を食べるフルシチョフ(左) 昭和三十二年七月二十四日 第七九八号 日本写真新聞社