茶屋制度の改革、マス席の開放、出羽海前理事長の自殺未遂など、いろいろの話題を投げて、夏場所大相撲は十九日フタをあけた。しかしマス席の開放は予想されたほどの景気も呼ばず、折からの悪天候もわざわいして、初日の客足は意外に少なかった。 一般に開放された初日のマス席 ヒッソリしたお茶屋 昭和三十二年五月二十九日 第七九〇号 日本写真新聞社