今年七つになるトミー・ギレスピー君は、鼻の頭やひたいの上でコマをまわすのがたいへん得意。ぬけ目のないアメリカのオモチャ会社に雇われて、宣伝に一役買っている。〝天才少年〞をオトナが利用するのは、どこの国でも同じことらしい。(INP特約) 昭和三十二年四月十日 第七八三号 日本写真新聞社