エジプトとともに〝アイク・ドクトリン〞に反対していたサウジアラビアのサウド国王が、訪米によって、どこまで親米派に変るかはわからない。ただはっきりしているのは、スエズ紛争後アメリカが本腰を入れて、中東政策に乗り出してきたことである。(INP特約) 国連本部で日本の佐藤代表(右)と握手するサウド国王 昭和三十二年二月二十日 第七七四号 日本写真新聞社