アメリカの人気歌手ジョニイ・レイを迎えて、ロンドンの十代娘が大さわぎ。出迎えの空港では失神者が出るほどだった。セーターや靴にまで「アイ・ラブ・ジョニイ」と縫いとりを付けて押しかけるあたり、太陽族は日本だけのものではないらしい。 さわぎをよそに、耳の聞えぬ不幸な子らにオモチャやブロマイドを贈るジョニイ・レイ 昭和三十二年一月九日 第七六八号 日本写真新聞通信社