本人-というより、はたの者の方がうらめしくなる「いびき」の悩みは、洋の東西を問わぬとみえて、この防止器が画期的な発明としてウイーンで発表された。考案者はヘルマン・カヌス博士で、口が開くここと舌の後退を防ぐことによりいびきをとめることができると言っている。(E・P) 昭和三十一年十二月十九日 第七六四号 日本写真新聞通信社