四八年から四九年にかけて共産ゲリラ軍の捕虜となった九名の将校と二二六名の兵士たちは、アルバニアからアテネへ送還された来た。一人の少年(写真左)が親類を見つけたと騒いでも、兵士たちはだれひとり耳をかさないで、故郷の土をなつかしがっている。 昭和三十一年九月十二日 第七四八号 日本写真新聞通信社