会場の国際スタジアムには、ソ連を含めた東西両陣営の各国代表も参加、約二万人の人たちがつめかけた。身をもって原爆の恐ろしさ体験した、長崎の吉田勝二(二五才)さんは、不自由な体でマイクの前に立ち、全世界に平和を訴え、会場の注目をあびた。(PANA) 吉田勝二さん 昭和三十一年八月十五日 第七四四号 日本写真新聞通信社