志摩の海女たち 昭和三十一年八月一日 第七四一号 日本写真新聞通信社 志摩半島には海女の漁村が30地区ほどあり、海女の人数は最盛期六千人を超えていました。潜水作業は、カヅク、カヅキなどと言われ、二千年以上昔から同じ方法で続けられています。海女は素もぐりという極めて原始的な方法で海底にひそむアワビやサザエ等を採取します。志摩では、海女漁は女性の役割とされてきました。