日ソ漁業交渉の派手な動きに、韓国抑留船員の問題は影がうすれた感があるが、今なお韓国には七二五名の船員、一一七隻の船が抑留されており、五名が死亡した。しかも遅々として進まぬ政府の対策に、ついに留守家族はたまりかね、大会を開いて解決の促進を政府に迫っている。 昭和三十一年六月十三日 フォトニュース 第七三四号 日本写真新聞通信社