投げこまれた亜鉛が さかんに気泡をあげている塩酸の中に、手を入れても全く平気というのは、この手に新発明のクリームが塗ってあるからです。左のように コールタールをつけた手でも、水をかければコールタールがサラサラ落ちるという、まるで夢のような話です。 昭和三十一年四月十一日 フォトニュース第七二三号 日本写真新聞通信社