キプロス島のギリシア復帰運動は、指導者マカリオス大司教のキプロス島放逐から、急激に悪化してきた。駐英大使の召喚、全国各学校の英語授業の停止などが伝えられ、現地ではデモや警官射殺事件など血なまぐさい事件がしきりに起っている。 配流の地、ヘマ島についたマカリオス大司教 キプロス島で英警官の射殺事件起る マカリオス大司教の放逐を怒った学生たちはアテネの英領事館を襲った。 昭和三十一年四月四日 第七二二号 日本写真新聞通信社