日本学術会議南極観測隊の乗鞍岳訓練は候補者四十三名に、スキーコーチその他を合わせ七十五名の大部隊で行われた。途中、取材の中日機が落ちる痛ましい事故があつたが隊員はお互いの親近とチームワークを深めるという大きな収穫をあげて、二十六日無事下山した。 昭和三十一年四月四日 第七二二号 日本写真新聞通信社