世界の人びとの平和への願いをよそに、国府、中共は今日もまた宿命の放火を交えている。四日の外電は、馬祖群島および金門島をめぐる国共両軍の激しい砲撃戦をつたえ、台湾海峡はいまや世界のホットコーナーとして注視されている。写真は国府軍が死守する金門島の近況である。 金門島砲兵陣地 地下の洗濯場 山腹に掘られた兵舎 中共本土を虎視たんたん 昭和三十一年二月十五日 第七一四号 日本写真新聞通信社