新春を飾る大相撲初場所は八日、東京蔵前国技館で初日のふたを開けた。この場所は、四横綱、三大関も出そろい、休場力士が一人もないという近来にないハリキツタ本場所、おまけに総数三百十九番という戦後最高の取組数に、相撲フアンの血はいやがうえにも沸きたたされるというわけ。 吉葉山、成山に敗る(二日目) 栃錦の土俵入り 千代山の土俵入り 鏡里の土俵入り 昭和三十一年一月十八日 第七一〇号 日本写真新聞通信社