人間の指とほとんど変らない微妙さで動くマジック・ハンド。これは東京日比谷公園で開催中の〝原子力展〞の一場面である。放射能をもつ機械や実験装置などを扱うときに、その危険をさけるために使われる。左の写真でガラスの部分は、実際は厚いコンクリート壁などになる。 昭和三十年十一月十六日 第七〇二号 日本写真新聞通信社