メーカーは世界最小と称している。果して最小かどうかはうけあえないが、試作品が出たとたんに、各方面の注目を浴びたことは事実である。使用法がすこぶる簡便で、しかも感度はなかなか良好。ゲルマニユーム検波器とミユーラー同調コイルの使用が、この超小型を生んだ。 昭和三十年十月二十六日 第六九九号 日本写真新聞通信社