自衛隊はじまって以来といわれる大規模なもので、千歳、島松を中心に行われ、参加人員は精強を誇る北部方面部隊の一万九千名。それに特車を含む車輛が二千五百台以上加わり、敵前上陸パラシュート部隊の降下など、とても〝戦力なき軍隊〞などとは申せぬ見事なものであった。 苫小牧沿岸に敵前上陸 砂田長官の閲兵 昭和三十年十月二十六日 第六九九号 日本写真新聞通信社