全長わずか二十センチたらずという超小型の眼底写真機が、順天堂医大眼科の野寄氏によつて発明された。取扱いが簡単で、値段も安く、しかも肉眼で見るのと同様に眼底が写せるというすばらしいもの。写真左は同機で患者の眼をみるお医者さん。左上は同写真機の一組。 眼底写真で写した眼底像 上の眼底像の図解 網膜(中心)靜脈 視神経 乳頭 網膜(中心)動脈 昭和三十年十月十九日発行 第六九八号 日本写真新聞通信社