くつきりと晴れ上つた秋の空の下、木やり音頭が行列の先頭をきる。その後を幕内力士百名がまわし姿もりりしくつづく賑仮名顔ぶれ。これは、昭和三十二年度の明治神宮御造営のために岐阜県から送つてきた用材の御木曳の光景。 昭和三十年九月二十一日発行 第六九四号 日本写真新聞通信社