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文化ニュースNo.339(1) 聖なる祖国を護る(イスラエル)

内容

流浪の民として世界の隅々に散在していたユダヤ民族が第二次大戰後、世界の注視の中に宿望の母国、イスラエル共和国を建設してから四年、世界は人々の“平和來たる”の希望も束の間、各所に暗雲が低迷して各国は再び軍拡競争に入つた。新興国家イスラエルもその例に洩れず二年前から国防軍の建設と靑年の訓練に努めて來たが現在では近代戰の尖兵として立派に祖国防衛の重責をはたしている。〔イスラエル、テル・アビブ発=INP〕
(上)聖書の中にあるユダヤの弓射隊の古事を形どつた木の門を最新式の銃を肩にして整然と行進する女子隊。
(右)近代戰の猛訓練をうける靑年達。彼等は農業実務や農業経済も敎えられる。
第三百三十九號 昭和二十六年八月二十七日發行
日本通信社

原文