写真ブンカニュースナンバー334 2 コウセンデエガクバレー
S1H1634027511
文化ニュースNo.334(2) 光線でえがくバレー
内容
これは踊子の身体につけた豆電球の光跡をカメラで撮影して、その動きを知る、バレーの新しい研究方法である。(USIS提供)
(上)足の位置がどうように変るかが、光の模様によつてよくわかる。足の位置は空中で変えられている。このように写真でバレリーナの熟練の度がはつきりとわかる。
(下)廻転の各瞬間をとらえたところ。このおどりは五秒間に七廻転である。
(左)“ピケ”ターンの連続で舞台を横ぎって行く。速い連続的な足の運動にもかゝわらず、見事な正確さが保たれている。
第三百三十四號 昭和二十六年七月十六日發行
日本通信社
原文