写真ブンカニュースナンバー333 2 コウテツノクジラ シュノーケルセンスイカン
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文化ニュースNo.333(2) “鋼鉄の鯨”シュノーケル潜水艦
内容
各国の海軍は最近、速い水中速度と長時間の潜航にたえられる“鼻”をもつたシュノーケル潜水艦を採用している。このシュノーケルは第二次大戦の末期にドイツ海軍によつて発明された。
(右)進水する米国海軍の最新型潜水艦、この潜水艦はディーゼルエンジンとシュノーケルが装備され、海上の速度より海中の速度の方が速いと言われる。(上)ドイツのシュノーケル潜水艦。(その左)ドイツのシュノーケルの上端、一方の口から空気を取入れ、海中でもディーゼル機関を動かせるので速度が速く、且つ長時間の潜航が続けられる。(この潜水艦の最髙は七十日間)。(左)米国のシュノーケル型潜水艦。
第三百三十三號 昭和二十六年七月九日發行
日本通信社
原文