“仏教の強制反対”“結婚の自由”“私信を開封するな”と叫んでストに入った近江絹糸の争議は会社側が交渉に応じないので長期化するものと見られているが、要求が人権問題だけに会社側が反省して態度を改め組合側に明るい労働と生活条件を与え、労使協調して早期解決をはかることが切望される。写真は気勢をあける十代の女工さん達 昭和二十九年六月二十三日発行第一九九号 時事写真新聞社