アリューシャン群島付近の海の宝庫に対する戦後日本の漁船の操業はいよいよ今年から本格化し、五百隻に近い日本漁船が出動してサケ・マス・カニなど無尽蔵な海の幸と取組んでいるが、これは四、五トンの独航船から七、八トンの母船へ水揚げしてカンヅメや冷凍・塩蔵に処理するもので予想外の大漁だという。写真は母船に揚げられた獲物の山 昭和二十九年六月二十三日発行第一九九号 時事写真新聞社