日本で作られた“平和の鐘”は日本国連協会から沢田国連駐在大使を通じてこのほど正式にニーヨークにある国連本部に寄贈された。これは六十ヵ国の銅貨や金属を集めて鋳造したもので国連本部に集る人々に平和を祈る鐘の音を聴かせたが人々は日本の鐘の音を珍しがっていた。写真は鐘を打つ沢田大使とコーヘン国連事務総長補(UP=サン) 昭和二十九年六月二十三日発行第一九九号 時事写真新聞社