三日夜の衆議院は政府・与党の強引な会期延長の無理押しから婦人議員の議長席選挙と社会党の妨害戦術で衝突、警官が出動し国会ん未曾有の大乱闘を演じて議会政治の信を失墜したが尚その後も双方責任を他に転嫁するのみで全く反省の実を示さないのは遺憾の極みであり国会解散の声がたかまっている。写真は国会史上空前の大乱闘 昭和二十九年六月九日発行第一九七号 時事写真新聞社