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時事通信フォトサービス第332号(5)原子力研究で世界に誇る 東大熊谷博士ら新装置に成功 (6)日本一でつかいものくらべ 島根 栃木
内容
(国内ニュース)原子力研究の基礎となるサイクロトロンの加速エネルギーは変えるのは難しいとされていたが、この実験物理の定説をやぶり一つの機械でいくつかの機械の役を果す「エネルギー可変サイクロトロン」の基礎実験が東大理工学研究所の原子核委員会の手で成功した。写真はエネルギー可変サイクロトロンの電磁石で実験中の委員長熊谷寛夫博士。
四十一貫のお面(栃木県) 栃木県の古峯神社(鹿沼市より一時間半)の大天狗のスス払いに外に出したら「ケシカラン」と花を怒らせたところをパチリ…。大天狗の顔の長さ五尺八寸、巾三尺五寸、目方三十五貫八百匁、ひげはシナノ木の皮。元禄年間の作と推定されるが、ケヤキ一枚彫りの天狗面ではおそらく日本一と大天狗も鳥天狗も鼻たかだか。
鳥居の額が六畳敷(島根県) 縁結びの神様でしられている出雲大社の大鳥居は自他ともに日本一である。大正四年御即位記念として、コンクリートでつくられ高さ75尺、明治神宮の大鳥居にくらべ2倍また出雲大社の大書された額はタタミ6畳敷という大きなもの。“栃木県の天狗さんわたしの上に上つて見てください”
新装なつた扶桑相互銀行(鳥取市) 建物全景 金庫
昭和二九年七月二五日発行 第三三二号
時事通信社
原文