時事通信フォトサービス第３２７号（５）生埋め四十九時間－全員救わる　（６）初夏の装い　

（国内ニュース）栃木県塩谷群玉生村の高山鉱山に六月七日午後零時五十分ごろ落盤があり坑夫六名が生埋めとなり、一時は全く絶望と見られたが九日午後一時五十分生埋めとなつて、四十九時間目には全員無事救出された。写真は担架で新通洞を出る遭難者の一人岩田一夫さん。
陥沒個所の排水に大童の救護隊
着がえをうける生還者（右）増淵伝蔵さん（左）岩田一夫さん
（フアッション）初夏のアフタヌーン　うすむらさきのシヤークスキンをつかつたワンピースドレス。えりを思いきり胸元まで開けたダブル・ローネツクにしています。ウエストに二つのボタンを配してアクセントを強調しています。（デザイン　川又峯子）
宝石のある水着　黒一色の水着につつまれた美しい肢体の上下に輝くアクセサリーはニユーヨークのデザイナーによつて発表された豪華な水晶のリボンです。下のリボンは水着に、上のリボンはテープで巧みに素肌につけています。
よい子の海浜着スタイル　男の子にサマー・ウーステツトまたはタオル地で、涼しい水玉と魚の模様をあしらつたそでなし。女の子にも同じような生地を用い変りセーラー型のえりで前ポケツトをふちとり、簡単なものです。
昭和二九年六月一七日　第三二七号
時事通信社