当時、進駐軍が払い下げた車や日本で組み立てられた外国メーカーの車、そして戦災を逃れた昭和初期の車など、年代もメーカーもさまざまな乗用車がまちに溢れていた。 手前の大型セダンはポンテアック チーフテン。その前を走る2台の小型車は、タクシーと思われる日野ルノ- 4CV。日野自動車がフランスのルノーから技術提供を受けて生産し、「亀の子ルノー」の愛称で親しまれた。