写真ダイジュウサンカイメイジジングウコクミンレンセイタイカイ(キョウギ テイキュウ) S1H1290019061

第十三回明治神宮国民錬成大会(競技 庭球)

内容

第十三回明治神宮国民錬成大会。テニスボール競技。サーブをする選手。
 明治神宮大会は、1924年から43年までの20年間、東京の明治神宮外苑競技場を主会場として毎年あるいは1年おきに開催された国家的な総合体育大会。
 1926年の第3回大会に「明治神宮体育大会」と改称され、さらに39年の第10回大会からは「明治神宮国民体育大会」、末期の42年第十三回大会および43年の第14回大会は「明治神宮国民錬成大会」と改称した。
 実施競技は第1回大会では15競技、その後国防競技など約20競技が加えられた。第十三回では「大東亜戦争の緒戦における皇軍の赫々たる大戦果に応え益々皇国民の士気と体力とを中外に顕揚せんとするものなり」という趣旨のもと、「明治神宮国民錬成大会」と改称された。庭球は田園倶楽部庭球場(後の田園コロシアム)で行われ、前年度のこの大会から審判用語を十五対零、四十対四十(デュース)、甲勝ち越し(リード)など、日本語呼びに変更された。

原文