写真センジチュウノケッコンシキ S1H1091016341

戦時中の結婚式

内容

戦時中、京都の若一(にゃくいち)神社で行われた結婚式。
男性たちは国防色と呼ばれたカーキの国民服姿である。昭和15年(1940)の「国民服令」により男性の標準服として普及したもので、右胸にみえる儀礼章は、国民服を礼服として使用する際に着用された飾りである。
贅沢が禁止されていたこの時代は、結婚式も例外ではなく地味で質素なものが理想とされた。

原文