数日前より空襲に明け暮れていた帝都。16日には、延べ1000機に及び敵艦載機の波状侵攻があった。都内はさながら野戦にあるかのような状況であったという。この写真には、砂町署にて警防会館・署長官舎の焼跡の処理に当たる警視庁東部大隊と東京労務報国会員の奮闘ぶりが写し込まれている。