トリスバーは、昭和30年(1955)頃登場し、爆発的な人気を呼んだ庶民的なバーだった。トリスウイスキーをソーダで割ったハイボールが話題を呼び、カクテル類も人気があった。サラリーマンや大学生が気軽に訪れ、グラスを傾けながら思い思いに語り合う場であり、新しいライフスタイルの象徴であった。この写真は、トリスバーの店先で従業員全員を集めて撮ったものである。