写真マツモトシノガイカン(03) S1H0909007383

松本市の概観(3)

内容

松本市は、長野県のほぼ中央に位置している。平安時代、信濃国府がこの地に置かれ、中世には信濃守護の館の所在地として、江戸時代には、松本藩の城下町として栄えた。明治になると、製糸業を中心とした近代産業が勃興し、日本銀行松本支店が開業されるなど、長野県下における経済金融の中心地となった。近代工業化は第二次世界大戦中の工場疎開に端を発し、電気・機械・食料品等の業種を中心に発展していった。

原文