かつて死亡原因の第一位を占めていた結核は、国民病とおそれられていた。年間10数万人が死亡するような状態が昭和10年頃から25年頃まで続いていた。1935(昭和11)年から結核予防国民運動が開始され、病院などでも対策がこうじられた。