写真キヨスバシノエンマク
S1H0909004267
清洲橋の煙幕(10)
内容
夜になると光って見える隅田川が敵の攻撃目標になることを想定した作戦。軍部・警察・警防団の人々が清洲橋に集まり、数隻の船が清洲橋の下に集まり、号令を合図に白煙筒を一斉にたきながら走り回った。白煙筒をたきながら船が走ると橋や川は一瞬にして見えなくなり、集まった人々は感心した。しかし、川風が吹くとあっという間に煙は吹き飛ばされてしまった。すなわち、この作戦には効果がないことがわかり、以後実施されなかったという。
原文