アイルランド人の父と日本人の母の間に生まれたマリールイズは、パリで美容を学んだ後、明治44年(1911)に日本へ帰国して美容院を開いたほか、美容女学校、化粧院や化粧品販売店舗なども手掛けた。昭和6年(1931)、麻布材木町(現 六本木6丁目)に「マリー・ルゥヰズ美容女學校」および「マリー・ルゥヰズ化粧院」が完成。それまで分散していた女学校、化粧院、化粧品販売店舗などのすべてを統合した施設となった。