写真ギンザ4チョウメノヤナギ
S1H0909002227
銀座4丁目の柳
内容
明治7年(1874)、銀座に日本で初めて街路樹が植えられた。当時、街路樹といえば、松やカエデ、桜が主流であった。しかし、銀座は埋立地で土壌に水分量が多く、上手く育たなかった。そこで水に強い柳に植え替えられた。風に揺れる風情ある柳は、やがて銀座のシンボルとなり、流行歌にも歌われた。
写真には銀座四丁目交差点を渡る人々と銀座三越の建物が写る。三越の外壁には『防空に関する展覧会』と『淡水魚展覧会』の懸垂幕が架かり、『海水着陳列』のネオンサインもつけられている。
原文