明治7年(1874)、銀座に日本で初めて街路樹が植えられた。当時、街路樹といえば、松やカエデ、桜が主流であった。しかし、銀座は埋立地で土壌に水分量が多く、上手く育たなかった。そこで水に強い柳に植え替えられた。風に揺れる風情ある柳は、やがて銀座のシンボルとなり、流行歌にも歌われた。