警視庁では、機動力のある空のパトロールカーとして昭和34年10月からヘリコプター(川崎ベル47G―2)を初めて導入し、「はるかぜ」と命名した。犯罪の広域化と凶悪化が進み、60年安保闘争が大規模化する中で、上空からの迅速な情報収集が必要だと考えられるようにもなり、後に警視庁は大型ヘリコプターをも導入して実戦性を高めている。