第１９回総選挙速報（２）

第19回総選挙は、1936（昭和11）年２月20日に岡田啓介内閣の下で行われた。当時、選挙権は一部の人間にしか与えられないというものであったが、投票率は７割を超えていた。この写真は総選挙の開票速報板とそれを見に集まった人々を写したものである。しかし、その直後には２・26事件が勃発し、議会制は終わりをつげることとなった。
掲出された「第十九回総選挙報知速報板　報知新聞社」。