写真ジュウニヒトエ(ヘイアンキゾクノセイカツノヨウスヲサイゲンシタバメン) S1H0701011281

十二単(平安貴族の生活の様子を再現した場面)

内容

国際文化振興会(国際文化関係のための協会)の第3回セミナーを締めくくったのは、日本の作法と習慣のざっとした歴史に関して本日午後に外国人居住者協会が華族会館の講堂でおこなった興味深い講演と実例による説明であった。講師は日本風俗史研究会会長の江馬務氏であった。写真は、平安時代(794~1184)に着用していた衣装を示したもの。宮廷につながる家柄の娘である中央の人物は、多くのカラフルな裾のついたおもしろいデザインの緩やかな着物を羽織っており、彼女が動くと裾のひだが見える。

原文